宝塚day クリエーターの視点で観る!

ルールや忖度、暗黙の了解なしに、私見で心のまま書きます。全組観劇東宝組。(➕別箱、大劇場)仕事はクリエイティブ関連。

1789は、劇的な作品となる(かも)


1789は、劇的な作品となりそうですね!



1789はなんだか、ターニングポイントというか


演者にもファンにも


新しい幕開けであり、


偶然が重なった好機のような気がする。(個人的に)



礼真琴のお休み前の作品であり、


有沙瞳の最後の作品であり、

瀬央ゆりあの星組最後の作品である。


そして新人公演がかずとくん。



なんという計画された偶然性。




スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授は


「プランド・ハップンスタンス理論」という


キャリア理論を提唱していますが、


「個人のキャリアは、予期しない偶然の出来事によって


その8割が形成される」と説いていますね。





クランボルツ教授らの調査によると、


成功したビジネスパーソン達をリサーチした結果、


「自分のキャリアは偶然によるところが大きい」と


約80%もの人が



「偶然」について言及していたとのこと。





演者さん達も突然の組み替えや、


怪我や不調、思ったポジションに就けないとか、


不確定要素により


思い描いていた通りに人生計画が進まないことも多々あります。




だからこそ、何が起きてもよい方向にいくとポジティブに捉え、


努力や主体性によってキャリアアップにつなげ、


常にフレキシブルな姿勢で対応を心がけることが大事なんですね。




礼真琴



礼真琴休養も、


結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こし、


先のことを決めつけずに


柔軟な姿勢で臨んだことは素晴らしいと思います。




何事も好奇心をもって面白いものと捉え、


チャレンジしていく姿勢を持っているスターだと



思っています(個人的に)




そして、礼真琴ご贔屓さん達も、ご贔屓の役割など、


いつも不確実な状況の中で応援し、支えている。


この柔軟な応援の仕方が素晴らしいなと思います。




瀬央さん


瀬央さんも、組み替えをネガティブな出来事で終わらせずに、


チャンスとして捉え直していると感じています。


キャリアアップの鍵は


不確定要素に隠れている気がしています。



瀬央さんの場合


プランド・ハップンスタンス理論から考えると


1、個人のキャリアは、その8割が「予期しない偶然の出来事」によって形成される。
2、その偶然の出来事(会社にとっては人事だけど、本人は予期しない出来事)は、
本人の主体性や努力によって最大限に活用することで、
キャリアを歩む力に発展させることができる!


つまり、チャンスや好機に変えることができる!


ということですな。



それにしても、



2023年の1789は劇的な演目だ!!!


数年後にはきっとよかった〜って言えることが詰まっているはず。