宝塚day クリエーターの視点で観る!

ルールや忖度、暗黙の了解なしに、私見で心のまま書きます。全組観劇東宝組。(➕別箱、大劇場)仕事はクリエイティブ関連。

◇下が詰まっているとか、95期ばかりとか、そんなん会社経営には実は関係ない。


なかなか上がっていけない期があったり、


下が詰まっている組があったり、


集中してる期があったり、


応援してる○番目のこと心配だし、


お優しい皆さんはやきもきですよね。




でも、でも、


多分ですが、


企業側から見たら


そんなんどうでもいいのです。



あくまでも会社なのだから。




舞台は生もの。


多くのスタッフ達にお給料を払わなきゃいけないんです。


私たちのセンチメンタルに付き合ってる暇も金もない。



収益を上げねばならんのです。



「そんなん、わかってます!」と


怒られそうだけど


そうなんですよね。



売れてて、人気あるトップは長い。
トップあっての宝塚なのだから。
そういう事なんです。


そして、数年後のトップは〇〇と決めたら
そのように育成したり、組み替えする。
ただそれだけ。
中堅がどうしたこうしたは
人事にはさほど関係ないかもしれません。



コロナ渦もあって
2番からなかなかトップにいけないのは
タイミングもあるでしょうけど
それが運命、というもの。


キキちゃんが7年の2番手。
せおっち、マイティが2番目。


これって私たちが哀愁を感じても仕方ない事。
(せおっちが大好きなので本心はドキドキですが)


本人は今この時に感謝したり、前を向いてると思う。
宝塚での運命を知っていると思う。



計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)という理論がありますが
成功した人のキャリアを調査したところ、そのターニングポイントの8割が
本人の予想しない偶然の出来事によるものだったそうです。


計画を練って練って
上になっていくものではなく、
本人の予想しない偶然の出来事で
キャリアとして上がったり
次のステップに行ったりするそうです。


コロナ渦や社会情勢が混乱している中、
未来に何が起こるのか予想することは難しくなっています。


今の社会の状況は、私たちや会社などの個人の意思で
コントロールできるものではありません。
宝塚の人事に関しても計画したとおりにいかないことも
珍しくないでしょう。


なので、私たちはやきもきしますが、
計画通りいかない事は運命だと思って
暖かく粛々と見守りたいと思います。


また、
今の時代背景で、
「何をしたいかという目的意識に固執すると、
目の前に訪れた想定外のチャンスを見逃しかねない」
と、この理論は言っています。


予期せぬ出来事がキャリアを左右するのです。


なので、花組の音くりさんは
娘トップに固執せず次のチャンスに挑戦するのですから
あっぱれです。
(綾 凰華さんや天寿 光希さん飛龍つかささんも)



タカラジェンヌは下記の5つの行動特性を持っていると思います。


好奇心(Curiosity):新しいことに興味を持ち続ける 
持続性(Persistence):失敗してもあきらめずに努力する
楽観性(Optimism):何事もポジティブに考える
柔軟性(Flexibility):こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる
冒険心(Risk Taking):結果がわからなくても挑戦する


なので、必ず次でも成功すると思います。(幸せになるという事)



好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心があれば
幸せになれる!(はず)