宝塚day クリエーターの視点で観る!

ルールや忖度、暗黙の了解なしに、私見で心のまま書きます。全組観劇東宝組。(➕別箱、大劇場)仕事はクリエイティブ関連。

★宝塚はコンピテンシー面接をしている。 よって宝塚はコンピテンシーの高い人の集まりなのだ。



どうして宝塚の生徒さんはみんな同じように

能力が高いだけではなく、創造力豊かで、当意即妙のプロで、
品があり、お人柄もよく、何でもこなせるのか。



それは簡単なこと。


「コンピテンシー面接」をしているからです。


普通の面接では面接官さん達の主観で評価が行われてしまい、評価などのばらつきや好みが出てきます。短時間で全ての項目においての能力や人間性を判断せねばなりませんからね。


しかし、(多分)、コンピテンシーを活用すれば、
評価がしやすく、面接官による意見の相違もなくなるはず。


面接官さん達はスキルチェックだけではなく
「宝塚にふさわしい行動特性を持っているか」を評価しているんです。


高スキルや知識・頭の良さだけではなく、受験生の意思決定の背後にあるものや、なぜそうしたのかなど、動機や思考を探ったりします。


私もコンピテンシー面接をしていますが
成果を生み出すために、効果的に創出できる工夫された行動を取れる人材と仕事をしています。


宝塚の生徒さんたちも成果のために思考を働かせて
創出工夫をされています。上手だけではダメなんです。


各組のトップさんはこのコンピテンシーが
相当なものです。


生徒さんたちは、このコンピテンシーの高い宝塚の中でお仕事され、卒業されて大海に出た時に
大きなショックや違和感や試練と向き合うことになります。


世の中は行動特性が全く違う人の集まりなのですから。


そこから、人生が始まるのです。