宝塚day クリエーターの視点で観る!

ルールや忖度、暗黙の了解なしに、私見で心のまま書きます。全組観劇東宝組。(➕別箱、大劇場)仕事はクリエイティブ関連。

本日、花組DAY!『殉情』(配信)からの『フィレンツェに燃える』のソワレ参戦!


花組、はしごしたわ。

(ハシゴっていうのか?)


『殉情』配信見て、
『フィレンツェに燃える』ソワレ参戦です。


配信は県民ホール近くの山下町の知り合いの会社会議室にて
パソコンで視聴。(MacBook Pro)画質は綺麗だけどね、、、。




『殉情』


谷崎潤一郎の『春琴抄』ですね。


ワークショップ公演で、トップスター予備軍じゃなくても
主演を経験させるという意味でも素晴らしいですね。


また、花組として、こういう日本物が新鮮!


帆純まひろ(99期)

別箱『TOP HAT』で3枚目で個性的なアルベルト・べディーニを演じ、
路線じゃないの?とも思いましたが、
今回、繊細なお芝居(ルックスも含め)とスター性に射抜かれました。


和物なほっていがこんなにハマるとは、、。


巡礼のお役ジギスムンド・タールベルクの美青年から
今回、盲目の春琴の手を引く使用人という耽美的で情緒的な和物まで。


芝居力、ルックス力、歌唱力が秀でている。


近くで観劇したときも瞳の印象が強くて
割とちょっと小柄なところが
美青年イメージを増し増しにしていました。



朝葉ことの(103期)

あまり存じ上げなかったのですが、


ベテランの匂いを感じる実力者でした。


気高い気質と
天の邪鬼ないじらしさがみなぎっていた。



「佐助と春琴」と「マモルとユリコ」

この演出は大人の事情なのか、対比なのか、


わかりにくくて、「いら〜ん」と関西でリアル観劇したヅカ友が言ってましたが、


価値観の違いなどを演出しているのであれば


それはそれで、、、(  )


でも、リアル会場では
そのシーンはそのシーンで
成り立っていた、との話もあります。



マモルの彼女役のユリコを演じた美里玲奈さんは
あーちゃん(綺咲愛里)の妹さんとのこと。


ハキハキと滑舌をシッカリされていましたが
棒読みになっていた箇所があり、
抑揚とリズム、表現力を付けて頂けたら。


今後に期待ですね。(上から)




利太郎役の峰果とわ


いい味が出すぎて最後まで憎めない役柄。


コミカルと悲劇な怖さの同居まではいいけど
犯罪者にしてほしくなかったな、、。



芸者のお蘭(詩希すみれ)

このような役って上級生がやるイメージでしたが、


あまりにも巧みな演技に芸者そのものを感じましたし、


時代劇がこんなに合うとは!


関西で見たヅカ友のおばあさまが
由美かおるを彷彿させたって。WW
ほとんどがわからない往年の女優の色気。


この色気はどっからきてるの?
さすがすぎます。



配役
佐助:帆純まひろ
春琴:朝葉 ことの
利太郎:峰果とわ
マモル:希波らいと
ユリコ:美里玲菜
石橋教授:紅羽真希
お蘭:詩希すみれ



帆純 まひろ(10月13日~10月21日)
一之瀬 航季(10月30日~11月7日)


『はいからさんが通る』で新人公演主演コンビを組む予定だった
一之瀬さんと美羽さんも応援したいです。



そこからの『フィレンツェに燃える』参戦


ほってい配信のカーテンコールを見ずに
急いで会場へ。



実はブログにも書きましたが、
23日がマイ初日だったのですが、同行譲りが出て
参戦できました。


ミニ王冠?
はい、一瞬でした。


疲れすぎたので、感想はまた〜



本日は花組DAYでした。