宝塚day クリエーターの視点で観る!

ルールや忖度、暗黙の了解なしに、私見で心のまま書きます。全組観劇東宝組。(➕別箱、大劇場)仕事はクリエイティブ関連。

◇宝塚から日本のテレビ・映画界へ行くのは覚悟が必要。

先日、上野樹里さんの「持続可能な恋ですか?」を
オンデマンドで見た。


柚希礼音さんがちょい役で出ていたが、
声がテレビ向きではなかったな〜。
テレビ・映画業界の俳優って声って本当に大事だから。
(キレイな声とか通りやすい声っていう意味ではない。
ハスキーでもいいし)
(もちろん、礼音さんの宝塚やミュージカルでの絶大なるお力は
存じ上げております)


あれだけの元トップスターでも
上野のメインドラマのバーターみたいな役で出ていた。


柚希礼音さんは
ミュージカルのビリーの時も出ていたが
Wキャストの安蘭けいさんの方が
やさぐれ感がとても良かったし、
吉高由里子さんの危険なビーナスでも安蘭さんは迫力があったな〜




明日海りおさんも品が良すぎてしまい
埋もれていますね〜


天海祐希さんは顔も雰囲気も特徴がないが
(品はあると思います)
演技がいいので
埋もれなくて宝塚ということも忘れてしまうくらい。



この違いって何かなと考えると



「覚悟」


これに尽きる。



宝塚スターさんは、
ジョブチェンジというか
セカンドキャリアにおいては
前の大スターキャリアは捨て切って


覚悟が必要だと思う。


キレイなまま、上品なまま、では
映像の世界では物足りないのです。