宝塚day クリエーターの視点で観る!

ルールや忖度、暗黙の了解なしに、私見で心のまま書きます。全組観劇東宝組。(➕別箱、大劇場)仕事はクリエイティブ関連。

本日、SS席で宙組ハイカプ観劇してきた。すごいぜ、真風!

宙組東京公演『HiGH&LOW ―THE PREQUEL―』『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』




東宝観劇2回目!毎回、想像を超えてくるハイロー舞台。


お芝居、ダンス、歌、気迫、乱闘、息づかい、全員のアドリブ、迫力、目、表情、
睨み等々。
大劇場と、東宝初日を超えてきた。


壮大な序曲の後、自分たちの大切なモノを守る5つのチームの顔見世となるが
その迫力がさらにパワーアップ。


SSの前方で見たら、舞台上の中にいる感覚へといざなわれる。


そして、舞台前面にSWORDの面々が居並ぶ時間は圧巻過ぎて
息を呑む。


もうここで、「きてよかった!」となる。



もう、マジに圧と声がデカイ!




そして、真風さん、退団を発表したので


全ての出番が開放感あふれ


一皮も二皮も向けて


あくなき探究心の方向を思いっきり変えて、


もうなんかね、


抜け感たっぷりの演技している最高峰のハリウッドスターみたい。⇦それな



SS席の前席は、五感に響く席。

今日は、真風さんの山王連合会の歌ダンスの時と


ずんちゃんの無名街シーンの歌ダンスの時、


ふんわりと何かのいい香りが漂ってきた。


前の席は、五感に響く席だから。


香水というのじゃなく、香風のような。


あれは何?


視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚(皮膚感覚)
なんか全部味わえる錯覚に陥る。



そして、毎回、全チームが集まったダンスは壮大で、
全チームは各チームコンセプトのダンスをしているから、
全然どのチームのダンスも違っていて
センター、下手、上手と皆さまの視線と耳が忙しい。



プロの振付師も感動していると聞く。





無名街の廃墟のシーン


ずんちゃんはますますやせ細って


愛の意味さえ知らない空虚、病的な儚さに泣けた。


カルトワインの時もそうだったけど
宝塚を超えた演技と哀愁があるのよね〜


陽のずんちゃんより、こっちの方が惹かれるのは何故。


このシーンのダンスと歌に毎回唸る。
(うま過ぎるのよ〜!引き込まれて切なくなるのよ〜)


パーフェクト!!


また次回書く、、、(泣)


そういや、宙組男役を目の前で見ると、、


フィギア感あるなあ。


「それってどういうこと?」


宙組の男役は8〜9頭身が多いから。




真風さんからウインクと指差しいただく。


3列以降の席では、「きっとウインクもらった」とか
「きっと、そうだった」とか、「目があったかも」と言い聞かせる自分がいるし、
オペラでも「目があったかも」って思ったことは数知れずだけど
もう今日は前過ぎてるので、(カプリチョーザでは指差しがあるのですが)
はい、真風さんに正真正銘指さしをいただきました!




(^_-)winkも、目線もマジにもらいました!私でした!!hehehe
いえ〜い。



気付いた横のヅカ友がすぐに私を見て
「あら〜よかったわね〜」と目線をよこしたWW (その目線いらん)




昔ならキュン死となるのでしょうが、
今はよっしゃ〜という感じです。笑





今日を一生として生きる。明日はまた新しい朝が来る。



「形あるものに永遠はないって言ったけど絆は永遠に消えない。」


もうここで皆さん、号泣です。




SSで真風さん見た帰りは、到底まっすぐ帰れません。


嬉しい?
切ない?
寂しい?
感動?
キュン死?


どれも違います。


今日の一期一会に感謝し、
この一瞬を永遠に焼き付けて、
真風さんの幸せを
祈りたいって思った。


も、自分のために愉しもうとかを超えてわ。


演じてくれてありがとう。歌ってくれてありがとう、の心境だった。


まだ、次回もあるので今日はここまで。


壁の3人衆のワチャの音ハメも面白かったし(ずんちゃんの顔よw)
アドリブも書きたいけど、ソワレのヅカ友が終わったようなので、
今から飯食いに行くで。(呑む)



なかなか、カプリチョーザ感想が書けない、、(涙)


日比谷の夜ってセンチメンタルやで〜

社長令嬢→ゴルファー→侯爵の妻



99期彩みちるさん、「ELPIDIO」のヒロイン



ちなつさん(鳳月杏)の2度目の東上主演作「ELPIDIO」のヒロインが
みちるちゃんに。



みちるちゃんは、新人公演3回、
「ドン・ジュアン」「CAPTAIN NEMO」に続いて
3回目の東上ヒロインですが、
月組最初の「今夜、ロマンス劇場で」では社長令嬢、
前回は「ギャツビー」の女子プロゴルファー、と
その振り幅はすごい!


今回は、侯爵の妻パトリシア役です。


侯爵と離婚協議中であったパトリシア(みちるちゃん)は福祉活動に従事しており、
同じ思想を抱くロレンシオ(ちなつさん)と次第に惹かれ合い、二人は恋に落ちていく。


とのことですが、


大人なちなつさんと洗練度のお高いみちるちゃんですから
どんだけおしゃれなカップルになるのでしょうか。



芯の強いお嬢様(成瀬塔子役)と洗練されたゴルファー(ジョーダン・ベイカー役)が同じ娘役さん


それを知ったライトファンの後輩ちゃんが
超びっくりしていた。
ふむふむ、わかるわかる。



私も「今夜、ロマンス劇場で」を数回見ましたが、
あの時のみちるちゃんは
出過ぎることなく静かで芯の強い令嬢を演じ、
地味なお嬢様感もあり、品もあったけど、
最後はコミカルさも出してきたから魅力が倍増された感じだった。



で、ゴルファーではツンケンしたお役を演じ
その洗練度合いがとってもクールビューティすぎて
今でいうと意識高い系スタイリッシュ美人?




この度はオリジナル脚本ということで楽しみすぎます。


どんな振り幅で驚かせてくれるでしょう。


横浜公演!取りにくいのはなぜ?


(今回、こんなにチケット回ってこないのはなぜ?)
ちなつさんの人気が凄すぎる。


これは界隈で結構言われておる。


ほんと、横浜の公演ってなんでか本当に人気すぎます。


地元のヅカ友も殆どが取れない。


でも横浜っこは
地元以外の皆様は来ないでね〜!なんて言わず、
粛々とどっか探してる。


打たれ強い、ハマっ子たち。(古っ)


しっかし、バルコニー席には要注意!



ミュージカル・ロマンティコ

『ELPIDIO(エルピディイオ)』

~希望という名の男~

作・演出・振付/謝 珠栄   


植民地が次々と独立し、隆盛を極めたスペイン帝国が終焉を迎えた20世紀初頭のマドリード。国の将来を憂える男達が集う酒場 Camino(道)に、仲間たちからロレンシオと呼ばれる男の姿があった。


かつて死に直面しながらも命を取り留めた過去を持つ彼は、生きる意味を求め彷徨う中、この街へと辿りついたのだった。ある夜、何者かに

襲われたロレンシオが連行されたのは、軍の大佐でもあるアルバレス

侯爵の館。侯爵と瓜二つの顔を持つロレンシオは偽の身分証を所持していたことで脅され、替え玉となるよう迫られる。


ELPIDIOというペンネームで新聞に詩を投稿していた彼は、それを続けることを条件に替え玉となることを受け入れるが、侯爵の妻パトリシアに偽物と見破られてしまう。

侯爵と離婚協議中であったパトリシアは福祉活動に従事しており、同じ思想を抱くロレンシオと次第に惹かれ合い、二人は恋に落ちていく。侯爵家の人々に見守られながら様々な事柄に向き合ううち、ロレンシオはようやく自らの使命を見出していき…。



弱者に寄り添うELPIDIOの詩に触発された人々が“希望”を胸に行動を始める中、この世に蔓延する嘘の在り方に対峙する偽侯爵ロレンシオは、スペインが抱える問題を如何に解決していくのか。そして、彼の本当の名に込められた意味を見出すことが出来るのか。