宝塚day クリエーターの視点で観る!

ルールや忖度、暗黙の了解なしに、私見で心のまま書きます。全組観劇東宝組。(➕別箱、大劇場)仕事はクリエイティブ関連。

【花組】孤高の柚香光のワルな開襟姿



昨日は、花組大劇場公演『うたかたの恋』マイ初日!


いいお天気でした。




イープラス貸切にて観劇!


スマチケなので、本人しか入れない貸切です。
(スマホ貸し借りするのはよっぽどの信頼関係ですわな)





ワルで儚くも美しい柚香光


涙まで見えるかなり前の席で、
柚香光の儚さや危うさ、
ワルな仕草、狂気じみた目や
苦悩でいっぱいになった悲しそうな瞳を堪能。



もう柚香光から目が離せません。




再演ということで、ストーリーは
今さらここで書くこともありませんが
皇太子ルドルフと男爵令嬢マリーの悲恋を
今回は小柳奈穂子先生が潤色・演出することで
洗練度の高い新解釈の「柚香光のうたかたの恋」になっていて、
印象が以前とは別物でした。


新曲もあり、柚香光の繊細なお芝居力に惹きつけられました。


幕開けは真っ赤な大階段に
白軍服服のルドルフと白ドレスのマリー。
ミラーボールがキラキラと回り、期待が高まる中、
臨場感たっぷりに主題歌を二人が歌って
大劇場でしか見れない、奥行きのある
「うたかたの恋」がスタートしました。






軍服祭り!有村淳先生の衣装祭り!


柚香光の軍服姿が洗練されていて
ゴージャスで、いい意味でスノビッシュで
耽美的な雰囲気にも合う。


酒場で荒れる柚香光の大股美と開襟美が
悪いれいちゃん大公開で
会場中が息を呑んだ。



とにかく、影のある役が似合うれいちゃんの
闇な魅力満載のお芝居だった。



そして、花海凛の影ソロ 
哀愁に帯び、儚く美しかった。


びっくりするくらい叙情的で
 CDを流していると思うくらいの
美しくて綺麗な歌声だった。



こんなにこの演目が美しいお芝居だと思わなかったので
心揺さぶられました。


奥行きも臨場感も
大劇場ならではの壮大さなんですね。



〜続く〜