宝塚day クリエーターの視点で観る!

ルールや忖度、暗黙の了解なしに、私見で心のまま書きます。全組観劇東宝組。(➕別箱、大劇場)仕事はクリエイティブ関連。

【月組】ちなちるに惹かれた『ELPIDIO』感想



ミュージカル・ロマンティコ
『ELPIDIO(エルピディイオ)』
~希望という名の男~
作・演出・振付/謝 珠栄   



ここからはネタバレが
入りますので
知りたくない場合はスルーしてください。
また、以下は全て個人的感想となります。



お芝居のながれは、、

20世紀初頭に死に直面しながらも命を取り留めた過去を持つ
ちなつ(ロレンシオ)が
マドリードに辿り着き、まゆぽん(輝月ゆうま)と
レンコン(蓮つかさ)に襲われ、
連行される。


連行先は、軍の大佐でもあるアルバレス侯爵の館。
何故、連行されたかというと、侯爵と瓜二つだったから。


ちなつはニセモノ身分証を所持していたことで
替え玉となるように脅されてしまった。


ちなつの替え玉になる条件は
新聞に詩を投稿するというなんとも知的でロマンがある条件。
(ペンネームがELPIDIO)


しっかし、妻である彩みちる(パトリシア)に
すぐニセモノということを見破られ、
アレヤコレヤで次第に二人は惹かれ合うという
わかりやすく楽しいお芝居となっております。


侯爵家の人々である、まゆぽん、レンコン、
みちると共に歩んでいく中で
様々な事柄に向き合ううち、
ちなつは自らの使命を見出していくという物語です。


合間に政治的なアレヤコレヤも入りますが
最後は笑って、ハッピーエンドなので、
そこは今から見る人は観劇して見てください。




ちなつ(鳳月杏)/ロレンシオ


水色のスーツ姿を3回見れただけで
もうありがたすぎて
もうそれだけで満足です!!!


(ちなつと真風さんの
衣装の着こなしは至高のもの。
着こなしトップ脚長トップの二人、異次元だわ。)&(ちなつさんはガウン紐技、真風さんはストール技で相手をやっつけます)



しかし、あの水色スーツなんなんですか?


まあ本当にお似合いで
極上のビジュアルを届けてくれます。


アンヨの長さはどこの席でもガン見できます。


ギターを奏でるお姿は
打ち震えます。


セリフの聴きやすさや、
立ち振る舞い、
全てがパーフェクト!


(お芝居の良さ深さは当たり前ですので省略!)



彩みちる/パトリシア

ビジュアルが耀くほどに美しく、


洗練美とでもいうのでしょうか。


すでにトップ娘の風格、気品、美貌です。


なかなか出てこないので、待ちぼうけ感はあるけどな。


みちるからのキス!(よくやった!)



ちなちるブーム来るね!(もう来てるか)


お似合いっぷりが群を抜いていて、うっとりします。


芝居力、表現力、ルックス力のお二方。
実力、見せつけたね。


ちなつさんの包容力と色気と脚長で
みちるちゃんとの相性抜群!


近い席でも離れた席でも
しっかりとお似合いオーラで
会場中が「お〜」と
心で叫ぶ瞬間があります。


会場全員でひれ伏したぜ。


二人の水色お衣装に揺さぶられた!!


もう、すっべて好き。


こういう大人なカップルいいよね。


ジュエダンも似合いすぎて
まかかののように絶対に人気爆発よ。



ちなちるみちる〜って言いたくなる(by月担、ちな担)


デュエットダンスの衣装で
トップお披露目感漂う〜



ちなつまゆぽんレンコンのシーン

この3人のシーンは


なんかすごい壮大なコメディ芝居を見た気になり、


多幸感でいっぱいになり、


ニヤニヤしたりクスッとしたり


ゲラゲラ笑えます。


大人の芝居ってなんでこんなに癒されるのでしょうか。


横浜に来てよかったってなる。(そんな遠くないけど)


フィナーレ


男役群舞でフラメンコのアバニコを使ったダンスは


極上です。


アバニコの音がカチカチして


スペイン料理食べたくなります。(ちゃうか)(食べたけどね)



そのあと、海見て帰りました。



詩でも書きますか、、、。