宝塚day クリエーターの視点で観る!

ルールや忖度、暗黙の了解なしに、私見で心のまま書きます。全組観劇東宝組。(➕別箱、大劇場)仕事はクリエイティブ関連。

星全ツ!代役舞台観てきた!一期一会と呼ぶにふさわしい唯一無二の舞台。


本日、マチネ観劇!


台風が心配のため、早く出たけど、小田急さんは
時間通りに動いていました。


今日、台風関係でお休みの人も多いようで
電車はすいていました。


曇り空でしたね。
元ジェンヌさんもいらしていました。




神奈川公演「モンタンテ」これこそ、一期一会だ。

今回の『モンテ・クリスト伯』『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』は


一方的な配信映像ではまさに味わえない


一期一会の生の世界であった。



会場の中の空気感、臨場感、
7人の休演という非常事態の中にあって
代役さんも含めて総力戦でぶつかってくる星組子。


この緊張の中にも非常に温かい空気の中で
組子と観客とが共鳴し合い、響きあった。


代役前を見ていたファンは今日の舞台で大感動をし、
初見のファンはこのキャストでの完成度に驚嘆する。


もう歴史的な代役ステージの第一歩である。


劇団が代役という方向性に変えてきたこの舞台、


この場所にいることに感謝の気持ちがわいた。


代役はもう代役ではなかった。


そして、トップの礼真琴や瀬央ゆりあも舞空瞳も
代役がいることなど感じさせない、
いつもどおりの
パーフェクトなお芝居で
繋げていく。


感動という臨場感が、ホールの音響と相まって、
ズシンとした響きが腹の底まで届いた感じ。


ちょっと大劇場や東宝ではない共鳴感が
溢れ出ていて素晴らしかった。


今日、このとき、このメンバーで、
この空気感の中でしか得られない
一体感を与えていただいた!




そして、その他、小ネタ


(さて、ここからは物語や歴史とか人物感は割愛。
パンフレット見たらわかるわ!歴史とかつまんない!と怒られますので
今更ですし、既出ですので、物語ネタは書きませぬ。
小ネタを紹介しますが、
明日観る方で小ネタを知りたくない方はスルーしてくださいね!4649!)




本日、マチネはカメラ3台入っていましたね。(ソワレはなし)



床に置いたミラーボールに注目!
ふむ、旧式だが、レトロで良い。


ディスコのようにキラキラしていますよ。


幕開き 太鼓祭り

組長・千種さん、いつもはベレザ、ブリヤー、フロレの3人が
楽器を楽しく奏でるシーンですが、
一人でご登場!


会場の観客が一体となって手拍子の中、


『相模』
『大野で』
『ひとりきり』


笑えて泣けたわ。


さすがです!


瀬央ゆりあの才能と気迫とビジュが最高値。


タカラジェンヌの中で1番トレンド入りすると噂の瀬央。
昨日も今日も「瀬央さん」というトレンドが目立っていますね。


フェルナンでは、クールでストイックなビジュが際立ち、
なこちゃんへのおいたも冷たくてひどいが、
せおっちだから良かったと胸をなでおろす。


このお役はありちゃんにはさせてはいけません(キリッ)、、。



グラカンはめぐ会いで数回見ていますが
今回は、さらにせおっちの活躍は素晴らしく
中詰めひとりメドレーの
バレンシアの熱い花から哀しみのコルドバへ行く前に一回転して
コルドバを歌った時の孤高のせおっちに
客席はもうあっと言うまに掴まれてしまいますわね。


初見の方も「あれ誰ですか?」と驚くレベル。


そして、人気の人参コーナー!

馬9頭に対してニンジン4本ですわよ。


ニンジン娘4人しかいないが、みほがいる!(うん)




さきっぽ(蒼舞咲歩)

歌もよく、お芝居も、完璧!
1週間でよくここまで仕上げたと驚く。
さきっぽは発光系だから
こういう目立つ役がとても似合う。


努力賞というかMVPかもしれない。
みなさんご存知のように亜音有星のお姉さんなのですね。





鳳真斗愛のロケットのインパクト


ロケットのインパクトはすごすぎるわ。
『VERDAD(ヴェルダッド)!!』 のローラを思い出してしまうW
代役でも完璧な心打つ歌に注目!。




天希ほまれは前髪と顔の天才!

毎回私は注目してしまうのですが
前髪ファッサの暴れ馬ほまれさん、
ウェーブな前髪が魅力ですが
今日はサラサラ系でファッサでしたね。
瀬央馬と天希馬は、大変貴重でございます。



1幕でもボーシャン役で
素晴らしい自然で高貴な演技と表情で
高顔面偏差値を見せてくれます。



もっと出番を多くしてほし〜!!!


配信ではファッサは抜かれません!(残念)



ありちゃん(暁 千星)

全ツの最初の頃はありちゃんお披露目だったのだが


今日見たらもうありちゃんは中堅ポジで


星組に馴染んでいて


歌唱力やダンスは秀逸で


やっぱありちゃん星ジェンヌやん!って感じですわな。


女装がこっちゃんより大きいのはインパクトあったわ。


健康的な女装は、長澤まさみちゃん風味。


こっちゃん(礼真琴)

もお、何もいうことありません!


今日のホールはコンサートホールですので
こっちゃんにぴったりな場所。


生オケじゃないけど
マイクと会場の音響がすごくて
こっちゃんソロは
もはやソロオンステージコンサートでしたね。


はい、こっちゃん、武道館、ドームでやってください!




ここからご当地ネタ


☆晩餐会


ダングラール「月見バーガーもいいが横須賀ネイビーバーガーもいいぞ」


フェルナン「食べ比べたのか?」


ダングラール「ああ」


ダ&フェ「で、どっちが好きなんだ?(ヴィルフォールに詰め寄る)」


ヴィルフォール(スルー)


そうきましたか。
横須賀って!






☆相模原(相模大野)ネタ マチネ



瀬央「小田急小田原線!」
舞空「小田急江ノ島線!」
礼「乗り換えに便利な相模大野オオォ〜〜!(デカイケボイス)」



そうきたか。
相模大野駅にスポット当てたね。


この駅は以外に栄えていてびっくりしたわ。
下北からも近くて、なんかのんびりして、いいとこだった。


途中の電車の景色は
宝塚の環境に似ている緑多い素敵な場所も
ありました!



☆相模原(相模大野)ネタ ソワレ


瀬央「神奈川県は」
舞空「ほどよく田舎で!」
礼「ほどよく都会で住みやすい」


その通り!



本日の階段降り(ショート階段)


暁千星(エトワール)

瀬央ゆりあ・詩ちづる

瀬央ゆりあ・有沙瞳

瀬央ゆりあ

舞空瞳

礼真琴



今日もせおっち一人3役!


本当に、本当に、素晴らしいんですから!



せおっちが歌唱を変えてあかピーの分も歌って


自分の担当歌唱では、魅せる魅せる!聴かせる聴かせる!



ほ〜〜〜〜〜〜んと!素晴らしくて泣けるんです。




せおっち、お疲れ様〜〜





明日の配信観る方は
一期一会の会場の臨場感は伝わらなくても
チーム力は伝わると思います!
楽しんでください!元気出ます。




相模大野駅前で乾杯して帰った。佳き日。





ミュージカル・プレイ

『モンテ・クリスト伯』

原作/アレクサンドル=デュマ・ペール

脚本・演出/石田 昌也

日本では「巌窟王」の名でも知られるデュマの名作をもとに、2013年に宙組でミュージカル化した『モンテ・クリスト伯』。愛と復讐、そして復讐の「無意味さ」をドラマティックに描き好評を博した本作を、礼真琴を中心とした星組で再演致します。

19世紀初頭のフランス。若き航海士エドモン・ダンテスは、身に覚えのない罪を着せられ孤島の牢獄に収監される。長い年月をかけ脱獄を果たした彼は、モンテ・クリスト伯爵と名乗り、復讐を開始。自らを罠に嵌めた男の妻となったかつての婚約者メルセデスとの「愛の葛藤」を盛り込んで描き上げる、ロマン溢れる物語をお楽しみください。



レビュー・エスパーニャ

『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』

作・演出/藤井 大介

スペイン語で「素晴らしい歌い手」を意味する『Gran Cantante!!』。スペインの伝統的な祭りをテーマに、スペインにまつわる名曲の数々と魅惑的なスパニッシュダンスで綴るレビュー作品。確かな実力を持つトップスター・礼真琴の魅力を詰め込んだ、今の星組ならではの華やかでパッショネイトな世界を、全国ツアーバージョンとしてお届け致します。